スターオーシャン

Pornographic Goods

ちゃんとわかっているつもりでした……

でも、辛い……

 

 

あなたにとっての僕の存在が、ただの性欲処理の道具だということぐらい
ちゃんとわかっていました。

 

 

目が覚めたときはいつも一人。
部屋にある物はバラバラに散らばった僕の服。
他には何もない。

 

体を起こすと下半身に走る鈍い痛み。
体は汚れたまま…

 

どんなに酷いことをされても

それでも…僕は苦痛じゃありませんでした。

それは…

相手が貴方だったから。

 

 

貴方が満足できるなら、それで良かった。
僕はどうなっても良かった。

貴方が僕を愛してくれなくても、、、僕は幸せでした

貴方に体だけでも好きになってもらいたくて、

変な薬飲んでみたり…いろいろした。

 

 

でも、もう貴方は僕を使いませんね。

 

貴方には大事なヒトが出来たから。

 

 

 

 

今夜も貴方は、あの人と甘い時を過ごすのでしょう?

優しく微笑んで、

優しく抱いて、

いっぱいいっぱいあの人を愛するにちがいない。。。。

 

 

僕は今夜も一人

 

手淫に明け暮れるに違いない。。。。

 

 

貴方を想いながら……

 

 

END

投稿日:2010-01-01 更新日:

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